旧福岡中央銀行門司支店
旧福岡中央銀行門司支店
所在地:福岡県北九州市門司区東本町1丁目2-18
大和証券グループの前身だった藤本ビルブローカー銀行の門司支店として建設されました。その後、正金相互銀行門司支店を経て福岡中央銀行門司支店になりました。現在は解体されています。
旧藤本銀行門司支店
建設:大正13年
設計者は不詳。垂直線を基調とした鉄筋コンクリート三階建。玄関脇の二本の柱と庇、二階の半円形の頂部をもつ窓が強い対称性を生み出している。正面玄関周りの細やかなデザイン、段々と奥へ後退するタイル面や三角形をモチーフとしたレリーフ状の装飾に際立った特徴がある。(現地案内板より)
古き良き建物が段々と解体されていくのは、とても寂しいです。
旧福岡ひびき信用金庫門司港支店
旧門司信用組合
竣工:昭和5年(1930年)
設計:門司市
施工:大倉土木
北九州市門司区東本町1-2-9
福岡中央銀行門司支店と国道3号線を挟み、向かい合って建っていた建物です。現在は解体されています。
旧門司信用組合
昭和5年
設計者は旧門司市の技師。鉄筋コンクリート造り二階建。細長い窓とタイル貼りの現代的建築である。正面玄関には多少大袈裟すぎると思われる庇をもうけることによって単調な形態に変化を与えている。当時は何らかの装飾があったとおもわれ、単純な形態の中で造形美を追求したユニークな建物であったであろう。(現地案内板より)