バナナの叩き売り発祥の地
バナナの叩き売り発祥の地
所在地：福岡県北九州市門司区港町1-7
門司港はバナナの叩き売り発祥の地といわれています。バナナの叩き売り発祥の地の碑があるのは、ＪＲ門司港駅からすぐそば（徒歩５分）の、 旅館群芳閣さんと門司港とらやさんの間にあります。
バナナの叩き売り 発祥由来の記
昔しを偲べば、大陸、欧州、台湾、国内航路の基幹と、 九州鉄道の発着の基地点として大いに発展した、 ここ桟橋通りは往昔の絵巻の一こまとして、アセチレンの灯のにぶい光の下で、黄色くうれたバナナを戸板にならべ、だれとはなしに産まれ伝わる名セリフは 大正初期～昭和十三、四年頃まで不夜城を呈し、日本国中の 旅行者の、目を楽しませた。バナナの叩き売りの風情は、門司港のこの地桟橋通り附近を発祥の地と由来せし
昭和五十三年四月 門司港発展期成会 北九州観光協会（碑文より）
バナナの叩き売りの口上
金波銀波の波を超え 海原遠き船の旅 艱難辛苦の暁に
ようやく着いたが門司みなと 門司は九州の大都会
門司の港で検査され 一等二等とある中で 私のバナちゃん一等よ
黄色く ほんのり色づいて 可愛い可愛い バナナちゃんよ
春よ三月春雨に 弥生のお空に桜散る
バナちゃんの因縁聞かそうか。生まれは台湾台中の 阿里山麓の片田舎…と続きます。
バナナの叩き売りさんとお客さんのやりとり
はい、買った買った～♪はい、800円
えっ高い？う～ん、仕方ない、え～い500円でどうだ！さぁ、買った買った～♪
はい、お買い上げ～ありがとうございます。お嬢さん、これは一等品のバナちゃんよ。上手くてほっぺが落ちたらごめんなさい。
バナナの叩き売りは、台湾から神戸に向かう途中の門司港で傷んだり熟れすぎたバナナを処分したのが始まりとされるそうです。
バナナマンが見守る海峡プラザでは、可愛い高校生がバナナの叩き売りをしていました。
そこのお兄さん、バナナ買ってくださ～い。そこのお姉さん、写真撮っていないで、バナナ買ってくださ～い。誰かバナナ買ってくださ～い。（段々「お願い」に変わっています。）
