関門橋
関門橋
所在地:福岡県北九州市門司区
中国、九州両縦貫自動車道を結んで関門海峡をまたぐグリーングレーの吊橋です。起工から5年、昭和48年11月に開通しました。
昭和48年開通
全長:1068m・海面からの高さ:61m
中央の径間長:712m・2本の橋塔の高さ:約134m
ワイヤーの本数:14,014本・ワイヤーの総延長:32,500km
ハンガーロープ径:53mm・総鋼重:32,000トン
総コンクリート量:150,000平方メートル
総セメント量:41,000平方メートル
総塗装面積:167,000平方メートル
総高力ボルト本数:700,000本
関門橋は、昼間は雄大な姿を現し、夜はライトアップされて幻想的な美しさに変貌します。
早鞆の瀬戸 関門海峡
関門海峡は、一日に四度も潮流が変わる為、昔から航海の難所と言われてきました。特にその中でももっとも狭いのが、「早鞆の瀬戸(はやとものせと)」と呼ばれる、幅が680mしかないうえ、最高10ノットの急潮で名高い場所があります。急潮のうえ、狭い瀬戸をタンカーや様々な船舶が汽笛をならしながら行き交う様を眺めているとあっというまに時間が経ちます。関門海峡は、所謂「早鞆(はやとも)の急潮」、地形が狭隘なうえ非常に強い潮流が発生するため船舶航行の難所となっています。この関門海峡を通過する船舶は一日当たり700隻以上もあるそうです。
早鞆の瀬戸と呼ばれる、流れの速い関門海峡にかかる九州と本州を結ぶ、6車線の高速自動車国道(関門自動車道)です。
関門海峡のすぐ下(めかり観潮遊歩道)や、ノーフォーク広場から、潮の流れや船の汽笛を聞きながら、関門海峡の潮の流れをみるのも楽しいです。
私はいつも関門トンネル人道口の近くの若松屋(おでん屋)で、おでんを買い、海岸へと続く階段に座っておでんをたべながら、行き交う船や海の様子や関門橋をしばしながめます。
関門橋の面白い数字の比較
1.使用した鉄の量32,000トン/東京タワーの約8倍。新幹線のレールを作ると鹿児島から北海道まで。
2.使用したセメントの量41,000トン/セメント袋1,025,000袋。これを積み重ねると205,000m(富士山の55倍)
3.ワイヤーの荘園町32,500km/地球の約3/4周に相当する。
(現地案内板より)
夜はライトアップされ、門司港レトロの夜の景色の中でも大きな存在です。