門司港駅内部
門司港駅
所在地:福岡県北九州市門司区西海岸1丁目5-31
門司港駅は、大正3年に建設されました。現存する駅舎としては、東京駅とならぶ貴重な歴史的建造物です。昭和63年に国の重要文化財の指定を受けました。
JR門司港駅内
レトロな雰囲気が漂っています。
切符賣場
待合所(旧三等待合所)、切符売場、自動券売機などの文字もレトロですね。
円柱
駅正面入り口にある柱は、当時は斬新と言われた、真鍮板を張ったデザインの円柱です。現在も現役で駅を支え続けています。
自動券賣機
待合所
待合所内部
駅事務室・忘れ物係
驛長室
関門連絡船通路跡
JR門司港駅 関門連絡船通路跡 関門連絡船への連絡通路の跡です。 (現在は通行及び立入できません。) 関門鉄道トンネル開通に伴い関門連絡船は衰退し、 昭和39年11月1日廃止となりました。 最盛期には年間約880万人(一日平均24,000人)が、 駅から船着場へこの関門連絡線通路を使っていました。
旧監視孔
詳細は不明ですが、ここは戦争末期、 軍の命令で設置された渡航者の監視所跡です。 門司港は、外国航路寄港地の為、関門連絡船の通路は、 戦時下の不審者を監視する絶好の場所でした。 監視孔は反対側にもあり、内部が分かりにくい構造で、 横に入り口を塞いだ跡があります。(現地案内板より)
洗面所
帰り水
この水道(水呑処)は、駅が開設(大正3=1914年)された頃に設置されたもので、以来、旅行者に門司の「おいしい水」を供給し続けています。 とくに、戦前の海外旅行帰国者をはじめ終戦後の復員や引揚の人達が、門司に上陸して安堵の思いで喉を潤したところから、(誰言うとなく)「帰り水」と呼ばれる様になりました。 洗面所と便所(トイレ)も昔のままの姿をみることができます。(一部改装されています。) (現地案内板より)
幸運の手水鉢
大正3年の建設当時からあり、戦時中の貴金属供出からもまぬがれ 現在も鋳造時の形のまま、長寿を誇っております。(現地案内板より)