メルセデス・ベンツ 500K カブリオレ
門司港レトロカーフェスティバル
所在地:福岡県北九州市門司区
メルセデス・ベンツ社が、数々のレースに活躍したSシリーズの後継として発表したモデルで、洗練されたスタイルを持つGTカーの先駆者たるモデルです。
Mercedes-Benz 500K CABIOLET
製造年:1934年~1936年(レプリカ)
当時としては驚異的な性能を持つツアラー。スーパーチャージ付直列8気筒エンジンと前輪独立懸架を持つ。1926年に別々の企業体であったベンツ社とダイムラー社の合併により生れたメルセデス・ベンツ社が、数々のレースに活躍したSシリーズの後継として発表したモデルで、洗練されたスタイルを持つGTカーの先駆者たるモデルである。1934年(昭和9年)から1936年(昭和11年)の間にわずか300台ほどだけが生産された。
映画「サウンド・オブ・ミュージック」では、主人公のトラップ大佐一家がナチスの追跡から逃亡を図るシーンに使われている。この車によってトラップ大佐の地位の高さや、当時のドイツとオーストリアの関係を知ることが出来る。本車は後年独ベンツ社の承認を得て、米国のコーチビルダーによって現車に忠実に再現製作されたレプリカ・モデルである。(現地案内板より)
サウンド・オブミュージックは好きな映画のひとつです。トラップ大佐とマリアと7人の子供達が暗闇の中、ベンツに乗って逃亡するシーンは脳裏に焼きついています。ド・レ・ミの歌、エーデルワイスなどの名曲も忘れることはできません。何度観ても新鮮で素晴らしい映画です。