古材の森
古材の森
所在地:福岡県糸島市前原中央3丁目18-15
古材の森は、江戸時代の豪商「西原家」によって、明治34年(1901年)に建てられた建物を地域で採れる食材を使った食事の提供、地域の歴史や文化を発信する場として活用しています。
現在「古材の森」として活用している建物は、安政2年(1855年)に呉服業を独立させた分家の建物で、明治34年(1901年)に新築されたものです。
正面
唐津街道に面して建っています。往時の繁栄を物語る佇まいです。
表門門
正面左側にある門です。町屋で表門を設けるのは格式のある証拠だそうです。
カフェの入口です。
二階の硝子窓
玄関の照明
入口の照明
入口
入口の廊下
荒神様(かまどの神様)
この竃は、日常の煮炊きをする竃ではなく、火除けの神としても知られている三宝荒神をお祭りするための特別な竃です。
火は人間の生活に多大な恩恵を与えてくれますが、ひとたび怒らせると家や財産など全てを焼き払ってしまいます。そこで、竃の火を大切にし、その火を守護する神様をお祀りして、一家の繁栄と防火を祈念してきました。かつては、年に一度、御幣を立てお餅や数々のお供え物をあげ、僧侶が琵琶を奏でながら読経し「荒神祭り」を行なっていました。(現地案内板より)