櫻井神社
櫻井神社
所在地:福岡県糸島市志摩桜井4227
福岡藩二代目藩主黒田忠之公が寛永9年(1632年)に現在の豪華絢爛なご社殿をご創建され、現在もその当時の姿を留める本殿・拝殿・楼門は福岡県の重要文化財に指定されています。
御祭神:神直日神・大直日神・八十枉津日神・島岡大明神(黒田忠之公の御神霊)
古事記・日本書紀によりますと、伊弉諾命が黄泉の国にいる伊弉冉命に会いに行き、その際に黄泉の国で穢れを受けたため、その穢れを祓うために禊を行いました。その時に最初にお生まれになったのが八十枉津日神であり、災厄を司る神様であります。そして次にお生まれになった神様が神直日神・大直日神で、災厄を祓い清める神様であります。当社の主祭神には災厄を司る神様と祓い清めを司る神様をお祀り致しております。(櫻井神社HPより)
櫻井神社略記
慶長15年(1610年)旧暦6月1日から2日暁にかけ、桜井の里を中心に雷鳴轟く大豪雨の中、岩戸神窟の口が開き、霊験あらたかな神さまが出現されました。それから、奇瑞多く、遂に筑前二代国主黒田忠之公も聞き及ばれ、自ら参拝し、大いに稜威を感じ、御社殿造営を発願されました。
寛永6年着工、寛永9年(1632年)に檜皮葺三間社流れ造りの絢爛豪華で極彩色豊かな御本殿と御社殿及び境内整備が壮麗を極めて完成しました。御本殿は、昭和52年に、拝殿・楼門は、平成9年に、太鼓橋・お池周囲石垣は、平成15年に、いずれも福岡県重要文化財に指定されました。又、平成の御大典記念事業として、平成7年には、御本殿の檜皮葺き替えを始め彫刻極彩色塗り替え麹などが多くの氏子崇敬者の絶大な御奉賛により斎行出来ました。御本殿正面の石段上約200メートルの所には、寛永2年の創建で、伊勢の内外宮の御分神を一宇に奉斎する櫻井大神宮が幽邃森厳の中に鎮座しています。(現地案内板より)
櫻井神社祭典
1/1:岩戸開祭・元旦祭
1/10:初春祭(恵比寿福引・厄除け餅撒き餅押し)
4/3:大神宮祭
4月下旬5月上旬の祝祭日:二見が浦大〆縄掛祭
7/2:例大祭(岩戸開き)
7/30:夏越祭(茅の輪くぐり)
10/18:新嘗祭(流鏑馬・稚児行列)
(現地案内板より)
楼門
正一位與止妃大明神の額
楼門の蟇股
楼門の照明器具
本殿
脇障子
色彩豊かな龍の彫刻が施されています。