萬松山 承天寺
承天寺
所在地:福岡市博多区博多駅前1丁目29-9
臨済宗東福寺派の寺院です。うどん・そば・そうめん・饅頭、博多祇園山笠の発祥の地でもあります。当時、博多に疫病が流行したため、聖一国師が施餓鬼棚に乗り、水をまきながら町中を祈祷して回ったという故事に因んでいます。
承天寺は、臨済宗東福寺派の寺院です。開山は聖一国師(円爾弁円)、創建は仁治3年(1242年)。大宰少弐武藤資頼が円爾弁円を招聘し、宋出身の貿易商・謝国明の援助により仁治3年(1242年)に創建されました。
通用門
庫裏
軒瓦
方丈
方丈の額
勅賜承天禅寺の額
唐門
安政7年(1860年)に建立されたものと推測されています。
楽常の額
唐門内側から
鬼瓦
中門
筋塀
中門の両脇には筋塀があります。筋塀とは、定規筋と呼ばれる水平線が引かれた築地塀のことです。この定規筋は皇室に由来する格式を表し、その格式により三本、四本、五本の三種類があり、五本を最高位とします。承天寺の筋塀は最高位の五本筋です。