聖福寺の庭
聖福寺
所在地:福岡県福岡市博多区御供所町6-1
日本最初の禅寺として有名な聖福寺の僊厓義梵禅師(通称仙厓さん)は「博多の仙厓さん」と皆に親しまれていました。聖福寺の庭には、仙厓さんの散歩道と呼ばれている拝観コースがあります。
史蹟 聖福寺
僊厓義梵禅師
通称仙厓和尚(1750年-1837年)は、笑いとユーモアを通して禅の教えをひろめた江戸時代の禅僧です。仙厓和尚が描いた作品や遺愛の品々は、住持を務めた聖福寺や、隠居所であった虚白院のある幻住庵に数多く伝わっています。
四季折々の花が咲き、緑あふれる庭には、鐘楼や石燈籠や池などがあり、都会の喧騒から離れ、のんびりと過ごすことができます。
仏殿附近の庭
日本茶発祥の茶の木
現在、飲まれております日本茶は、今より約800年前の1191年に臨済宗の栄西禅師が中国(南宋)より帰国する際、茶の種を日本に持ち帰り、佐賀県神埼郡吉野ヶ里町松隈の背振山霊仙寺石上坊の前庭で栽培したのが始まりとされ、その後「聖福寺」境内で栽培されています。この茶の木は、禅師の偉業をたたえるとともに、茶振興を祈念し関係機関の協力を得て、茶樹栽培発祥地「石上坊跡」に自生する栄西禅師ゆかりの茶の木を移植したものです。
平成20年3月15日 佐賀県神埼郡吉野ヶ里町 地域おこしグループ「さざんか塾」(現地案内板より)
庭
山門の内側の庭
阿弥陀様
鐘楼附近
鐘楼
天正17年(1589年)110世耳峰玄熊造築の後、宝暦9年(1759年)、122世盤谷紹適が改築しました。国指定重要文化財銅鐘(朝鮮鐘)が昭和51年(1976年)までかけられていましたが、今の鐘は黄鐘調の梵鐘です。
石燈籠
石燈籠
無染池
無染池と呼ばれる放生池です。