櫛田神社の夫婦銀杏
櫛田神社
所在地:福岡県福岡市博多区上川端町1-41
櫛田の銀杏は櫛田神社の神木として古くから広く崇敬されていて、博多祝いめでたにも「さても見事な櫛田の銀杏、枝も栄ゆりゃ葉も繁る」と謡い囃されています。お櫛田さんの境内には、他にも通称「愛染かつら」学名のうぜんかずらや様々な木や草花があります。
櫛田神社境内のイチョウは、大正7年の本樹保存記念碑に樹齢1000年以上と記載されていますが、正確なところは不明です。
樹高20.8m、胸高周囲598cm、根元周囲652cm
樹冠の幅は、東側10m、西側7m、北側6m、南側9m
樹齢が古いため、幹下部にはかなり腐朽が入り、空桐化している。また太枝は多く先端で伐られて短くなっています。
夫婦銀杏
博多では、銀杏と書いて「ぎなん」と呼ぶ。この夫婦銀杏は、大樹三本の内手前の一本が雌木で、秋になるとたわわに黄金色の実をつける。子種を宿すところから縁結びの霊樹として氏子の敬愛が厚く、願掛けが多い。(現地案内板より)
銀杏の実
櫛田の銀杏(くしだのぎなん)
樹齢千年以上と言われる県指定天然記念物の銀杏です。博多では、ぎんなんと呼ばず「ぎなん」と呼びます。祝い事の席の祝歌にも「さても見事な櫛田の銀杏、櫛田の銀杏、枝も栄ゆりゃ葉も繁る」と詠われている縁起がいい大銀杏の樹です。
夫婦銀杏の木
愛染かつら
学名は凌霄花(のうぜんかずら)です。