参道と鳥居
香椎宮
所在地:福岡県福岡市東区香椎4-16-1
香椎宮は仲哀天皇9年(200年)、神功皇后躬ら祠を建て、仲哀天皇の神霊を祀給うたのが起源です。神功皇后の宮は元正天皇の養老7年(723年)に皇后御自身の御神託により、朝廷が九州に詔して社殿の造営を創め聖武天皇の神亀元年(724年)に竣工したもので、此の両宮を併せて香椎廟と称しました。明治以来には官幣大社香椎宮、戦後は香椎宮と称しています。
香椎宮
御祭神:(主神)仲哀天皇・神功皇后、(配祀)応神天皇・住吉大神
鳥居
鳥居
勅祭社
古代より朝廷の崇敬極めて厚い神社に、天皇陛下よりの御幣物を奉り、御祭文を奏上する方を勅使とよび、その勅使を迎えて執り行う祭儀を勅祭と言います。そして定期的に勅使の御佐遣を仰ぐ神社を勅祭社と称し、当宮は全国十六社ある勅祭社の一社です。
≪勅祭社≫
加茂別雷神社(京都府)、加茂御祖神社(京都府)、石清水八幡宮(京都府)、春日大社(奈良県)、氷川神社(埼玉県)、熱田神宮(愛知県)、出雲大社(島根県)、橿原神宮(奈良県)、明治神宮(東京都)、宇佐神宮(大分県)、鹿島神宮(茨城県)、香取神宮(千葉県)、平安神宮(京都府)、近江神宮(滋賀県)、安國神社(東京都)、香椎宮(福岡県)
太鼓橋
楼門
重層の檜皮葺総欅白木造の門です。戦火により焼失していましたが、明治36年追遠会事業により再建されました。また左右に備える筋塀は、寺社の位を示し、当宮は最高の御本筋となっています。
門の中に鳥居
門の中に鳥居が見えますので、開という文字に見える事から、運が開くということだそうです。
まず、狛犬吽形を撫でながら運が開くように祈り、拳を握ったまま(運を掴んだまま)楼門に向かって進み、一つだけ敷石の色が違う所(楼門の間から鳥居がみえる位置)に立ち、手のひらを開き、運が開くように祈ると、運が開くそうです。